ファンデーションとベースメイクの注意点とポイント その2

肌トラブルが余計に目立つやってはいけないコンシーラーの使い方

 

すぐにでも消してしまいたいシミやクマ、ニキビ跡など、本当に困ってしまう肌トラブルを簡単に素早く隠すことがけきるのがコンシーラーです。

 

「カバー用ファンデーション」とか「部分用ファンデーション」とも呼ばれることもあるいざという時の助けになってくれるアイテムですが、使っているにも関わらずシミやクマなどの肌トラブルをうまく隠すことができないという人も少なくありません。

 

ひと囗にコンシ上フーといっても、チップでとってつける固形の練りタイプ、口紅のような形のスティックタイプ、液状の筆ペンタイプやチューブタイプ、アイライナーのような鉛筆型のペンシルタイプなど、硬さと形状に違いがあります。

 

一般的には、テクスチャーが硬くなればなるほど、粉が多くなり、カバーカも高くなります。

 

形も色も豊富にあるコンシーラーを上手に使うために最も大切なのは、使用するコンシーラーのタイプがつける部分や目的に合っているものかどうか、見極めること。

 

コンシーラーというと、1つのタイプで全ての悩みに使えると思い込みがちですが、使い方によっては、隠したい肌の悩みをより際立たせてしまうこともあるので、注意が必要です。

 

たとえば、目の下のクマがいつもより目立つからといって、目元にカバーカの高いスティックタイプのコンシーラーをつけたとしましよう。

 

目元のような皮膚が激しく動いてしまうところは、どうしても化粧のヨレができてしまう部分です。

 

そのような動きのある部分に硬めのコンシーラーをつけるとヨレやすいくなってしまうので、簡単に化粧ヨレを起こしてしまい、逆にクマをはっきりと浮かび上がらせてしまいます。

 

これでは、隠したいはずのクマを一層目立たせることになってしまいます。

 

目元や口元など、激しい動きがある場所にはやわらかめで崩れにくい液状の筆ペンタイプ、頬のような皮膚の動きがあまりないような部分には、硬めで粉が多い固形の練りタイプやスティックタイプがオススメ。

 

シミやニキビ跡などの肌トラブルを隠したいときには、ペンシルタイプを使うことをオススメします。

 

コンシーラーは、テクスチャーやカバーカを加味し、つける部位に合わせて選び、使っていきましよう。

 

point

  • コンシーラーは、液状タイプと固形タイプの使い分けが必須!

 

ナチュラルメイク、これを押さえれば「疲れ顔」にならない

 

ナチュラルに見せようとして薄過ぎメイクをしてしまい、すっぴんと変わらない疲れ顔になってしまっている人をよく見かけます。

 

きちんと感を出すのが意外に難しいナチュラルメイク。

 

どうすれば理想の仕上がりになるのでしょう。

 

「ナチュラルメイク」のポイントはただ1つ。メイクにメリハリを利かせることです。

 

ナチュラルな薄づきリキッドファンデやBBクリームを塗ったら、疲れがわかりやすい顔の2箇所をピンポイントで、明るく見せてあげればいいのです。

 

疲れが出やすい場所の1つ目が、目の下のクマ。

 

ここには、ヨレにくい液状のオレンジ系のコンシ上フーを塗り、丁寧にカバーしましょう。

 

2つ目が、口角のあたりにでるくすみ。

 

唇の両端を囲むように、肌より一段階明るい削のペンタイブのコンシーラーを塗りましょう。

 

塗り終わったら、唇を少しだけ開き、コンシーラーを塗った部分を中指の腹でやさしくなじませると自然な印象に。

 

加齢と共に皮膚がたるみがち、下がりがちになるこの2箇所に、明るめの色をおくだけで、顔の印象は格段に華やかになります。

 

コンシーラーの後は、フェイスパウダーなどを重ねるのが通常の手順ですが、ナチュラルに見せたい場合はあえて省き、チークやハイライトなどのフェイスカラーに移りましよう。

 

フェイスカラーのアイテムはだいたい「粉モノ」。その特徴を生かして、フェイスパウダーの役目も一緒に果たしてもらうのです。

 

Tゾーンにはハイライト、フェイスラインはシャドウ、頬にはチークをつけることでほぼ顔全体にパウダーがつけられます。

 

パウダーは重ねれば重ねるほど粉っぽく、厚ぼったい印象になりますから、うまくアイテムを省略することでナチュラルメイクを演出できます。
このようにメリハリを利かせることで、ナチュラルだけどきちんと感もあるメイクを実現できるのです。

 

point

  • ナチュラルメイクのポイントは、メリハリ。目の下のクマと、口角まわりの影はしつかり消して

 

BBクリームを使ったメイク直しでメイクが生まれ変わる

 

メイク直しが上手にできれば、いつでもキレイを保つことができます。

 

ただ、出かける前にするしっかりメイクに比べ、短時間で行う必要があるメイク直しを正しくできている方は、意外に多くありません。

 

やってしまいがちな間違いの1つが、メイクの上にパウダーファンデーションなどを塗り重ねるというもの。

 

崩れたメイクの上から、さらにファンデーションを重ね塗りすることで、肌色がくすみ、厚塗り感も出てしまう上に、厚く塗った粉が肌の上で
固まり、そのままかたまりでボロボロ崩れてきてしまいます。

 

また、パウダーをつけるときにパフに皮脂がついてしまい、パフに雑菌が繁殖する可能性も。

 

よくオススメされているのは、崩れた部分を乳液で落とし、保湿してから再度ベースメイクをつくり直す方法ですが、而倒な作業なので多くの方はこの方法をとっていません。

 

そこでオススメなのが、BBクリームでできるお手軽メイク直し術。

 

まず、ティッシュやコットンにBBクリームを取り、メイク直しをしたい部分にあててそっと拭き取ります。

 

BBクリームは乳液と同様に水と油を界面活性剤で乳化したものなので、メイクを拭き取ることができるのです。

 

乳液を含ませて同じようにメイクを拭き取るという方法では、こすった部分の地肌が見えてしまい、メイク直しをした部分と、その他の部分の境目が目立ってしまう恐れがあります。

 

その点、BBクリームは「保湿機能も併せ持つ化粧下地」なので、崩れたメイクを落としながら角層に水分と油分を補給し、さらに下地も塗った状態がつくれます。

 

この後、上からパウダーを重ねれば、あっという間にキレイな状態を取り戻すことができるのです。

 

保湿なしのパウダーだけを足すメイク直しでは肌が乾燥して、シワが余計に目立つ可能性も。

 

保湿とメイク直しが一気にできるこの方法を活用しましよう。

 

point

  • メイク直しには、オフ、保湿、下地づくりが・一度にできるBBクリームを活用して

 

「順番」さえ守れば、美肌は簡単につくれる

 

メイクアイテムを買うときにカウンターで聞いたり、雑誌で読んで調べたりして、ベースメイクに使うアイテムのつけ方や順番は、何となく身についている方がほとんどだと思います。

 

ですが、今や化粧下地として販売されているものの他に、BBクリーム、CCクリーム、コンシーラー、毛穴用部分下地など、ファンデーション前のベースメイク用アイテムは種類が豊富にあります。

 

つける順序をよく知らないまま、何となく重ねている方も少なくないのではないでしようか。

 

つける順序は、使うアイテムの質よりも重要です。

 

なぜなのか、簡単に説明しましょう。

 

壁を塗装するときをイメージしてみてください。

 

濃い色を塗った後に何度薄い色を塗り重ねても美しく仕上がらないのと同様、ベースメイクアイテムも順序を無視して塗り重ねれば、仕卜がりの状態は順番通りに塗ったときとは違ったものになってしまいます。

 

数あるアイテム、それぞれの役目をきちんと知り、つける順序を守ることが、崩れず、ヨレにくいメイクの土台をつくる原則なのです。

 

それでは1つひとつ見ていきましよう。

 

スキンケア後1番につけるのは「日焼け止め」。

 

紫外線の影響を肌表面でブロックするためです。

 

2番目は光の反射と人の目の錯覚を利用して肌の透明感を引き出す「CCクリーム」。

 

これで顔全体の色補正を行います。

 

毛穴が気になる方は「毛穴カバー用の下地」をこの次に重ねてください。

 

そして、「コントロールカラー」で部分的な色ムラを整えます。

 

その上に重ねるのが「BBクリーム」。

 

肌トラブルやニキビ痕などをカバーし、肌を美しく見せてくれます。

 

こうした順番通りのベースメイクで、肌の色ムラやくすみなどを一掃してから、ファンデーションをつければ、陶器のようなマットな仕上がりの肌が手に入るはず。

 

ただ、先にもお伝えしたとおり、ベースメイクは重ねれば重ねるほど厚い印象を与えてしまいます。順番は大切ですが、状況によって引き算をすることを忘れずに。

 

 

point

  • ベースメイクは、日焼け止め、CCクリーム、毛穴用下地、コントロールカラー、BBクリームの順で

 

皮脂をほどよく取るには、あぶらとり紙より「ティッシュ」が便利

 

オイリー肌や混合肌の一番のお悩みといえば、皮脂の分泌過多によるメイク崩れ。

 

「あぶらとり紙が手放せない」という方も多いことと思います。

 

あぶらとり紙については「頻繁に使うと肌に必要な皮脂まで吸収し、乾燥を招いてしまう」との噂もあるようですが、これは大きな誤解。

 

あぶらとり紙は肌表面に浮いた液体の皮脂だけを吸収するので、角層の中の油分まで取り除くことはありません。

 

また、ひと口にあぶらとり紙といっても、和紙が原料のもの、メイク直しもまとめてできるおしろいつきのもの、男性用コスメブランドのフィルムタイプ、旅行のお土産品として流行した金箔打紙製法あぶらとり紙など、さまざまな種類があります。

 

自分の肌に合ったものを使えば、メイク直しも今までよりずっと楽になるはず。

 

肌質別に、それぞれの肌に合ったあぶらとり紙をご紹介します。

 

最もあぶらとり紙が必要なオイリー肌やニキビ肌には、ポリプロピレンというプラスチックが原料のフィルムタイプがオススメです。

 

肌表面の皮脂の6割以上を一瞬で吸い取るというデータもあり、メイク直しにかかる時間も大幅に短縮できます。

 

皮脂の取り過ぎがかえって心配な乾燥肌には、和紙のあぶらとり紙がぴったり。

 

吸着する皮脂量がフィルムタイプよりずっと少なく、肌のテカリを軽く抑えたいときに向いています。

 

フィルムでは強力過ぎるし、和紙では物足りない……という場合は、あぶらとり紙ではないのですが、「ティッシュ」がオススメ。

 

実は、ティッシュの皮脂吸着力は先に紹介した2タイプのあぶらとり紙のちょうど真ん中くらいなので、ほどよく皮脂ケアができるのです。

 

どれを使うにしても、拭き取ったり上からギュッと押したりするのはやめましよう。

 

あぶらとり紙(またはティッシュ)をのせたら、その場所を包み込むように手のひらをのせ、そっとはがすようにして皮脂を取ってください。

 

point

  • オイリー肌はフィルムタイプ、乾燥肌は和紙タイプ、ほどよく皮脂を取りたければティッシュを使って

 

メイクがグツとうまくなる「お化粧の場所」

 

メイクのアイテム選びはあれこれ試して慎重にする人が多いと思いますが、メイクする「場所」についてはどうでしよう。

 

ポーチを洗面所に持っていってとか、部屋でコンパクトの鏡を見ながらなんていう方もいるかもしれません。

 

確かに洗面所の鏡は大きく、顔全体を見られるのは便利ですが、問題は照明器具。

 

洗面所に多く使われる白熱電球は、メイクのカラーを最も表現しづらい質の光なのです。

 

白熱電球の光の下では、何でもやや赤みを帯びて見えます。

 

また、同じ人工光源である蛍光灯は、光がやや青みを帯びるので、肌色が暗く見えがら。

 

 

どちらの場合も、顔色をよく見せようと重ね塗りして外に出たら「厚化粧になっていた!」「白過ぎた!」という失敗が起こりがちです。

 

反対に自然光源である太陽光は、目に見える範囲の全ての色を含んでおり、本来の色に近い見え方が再現できるといわれています。

 

そこでオススメなのが、洗面所の電球をLED電球に替えること。

 

LEDには昼間のような日の光を再現したタイプがあり、これなら自然光に近い理想の状態でメイクできます。

 

本来の肌色を見ながらなら、無理なく上手にメイクできます。

 

それだけで腕前も一段アップするでしょう。