ファンデーションの塗り方の基本
ファンデーションを塗ることをベースメイクといいます。つまり「基礎の化粧をする」、ということです。
美しく見える肌をきちんと作るということが目的なのです。
20代の素肌の欠点、シミやクマはカバーして、肌の質感のよさなどは強調する…。決して厚塗りをするのではなく、立体感のある仕上がりがベストです。
自分で色々試しながらファンデーションを塗っていれば、新しい発見が必ず見つかります。20代の自分にピッタリな塗り方が見つかるはずです。
理想の20代のベースメイクを目ざして頑張りましょう。
ほおはいちばん晨初に塗る部分
ハイライト効果をねらうためにもほおには最初にファンデーションを塗り、いちぱん多くつくようにします。
まず、ほお骨のいちばん高いところに適量おいてから、顔の外側にていねいに放射状にのばしていきます。
よく動く口のまわりは最小限の量を
20代で口元に小じわがないとはいえ、口元はファンデーションが崩れやすい部分です。
表情の変化に応じていちばん動く口のまわりファンデーションを厚塗りにしてしまうと、後で当然のことながらよれてしまいます。
さらにこの部分が白っぽいと間延びした顔に見えるという危険もあります。ほおの残りを軽くなじませる程度で十分です。
毛穴が目立つ小鼻には、プッシュするように
20代で素肌がきれいでも、小鼻の毛穴とくすみは必ずカバーしましょう。
鼻すじにファンデーションを伸ばしたら残りを薬指で小鼻付近に付けます。
毛穴の中になじむように何度も軽くプッシュするように塗り込んでいくのがコツです。
少量をていねいにのばすだけでで額は明るくなる
額は顔の中でもかなり高さのある部分です。何もしないでも明るく見える部分なので、ファンデーションを塗る量は控えめにしましょう。
中央よりやや下の部分に矢印のように塗り、残りは生え際に向けてぼかし込みます。
生え際の中までファンデーションをぼかすのも重要なポイントです。
生え際ギリギリまで塗るだけではダメです。日本人の髪は黒いので、ファンデーションが浮いて見える原因になります。
額に塗った残りを生え際の髪がまばらな部分にまで、しっかりぼかし込むようにしましょう。
まぶたのくすみ、目の下のクマは丁寧にカバー
目もとは最もデリートなところ、繊細ななタッチでていねいに塗りましょう。
まぶたはくすみを隠すくらいのごく少量を塗り、目の下のクマは中央にファンデーションをのせ、矢印のようにそっと伸ばします。
20代でも目元のクマをきちんと隠さないと印象が悪くなってしまいますよ!
輪郭部分はごく薄く、でも必ずきちんと塗る
前から見て、見える部分だけが顔ではありません。
みみの際、あごの横などにもしっかりファンデーションを伸ばしておきましょう。
これをしないと横から見た時、塗ってない部分との境目が目立ってきれいな仕上がりは望めません。
首の色と顔の色は,必ず同じトーンに仕上げましょう
顔と首の色の調和はとても大切です。
正しく選んだ色を顔に塗ったら、何もつけていないスポンジで首に向かってファンデーションを念入りにぼかし込むのを忘れないようにしましょう。
顔と首の境目を作らないのが目的です。